秋っぽいな

今日窓を開けていたら虫の鳴き声が聞こえてきました。

子供の頃実家が田舎で夏や秋になると夜は虫の声がたくさん聴こえていて、その当時のことを思い出した。

今日は夜が少し涼しく少し秋を感じる夏の夜で、中学生の頃の秋先を思い出す。

当時は毎日部活で土日も毎週朝から夜まで部活をしていた。

土曜日少し涼しい9月の夜の日に窓を開け虫の声を聴きながらしんみりと過ごした秋先の夜を思い出す。

どうしてその日がピンポイントで思い出されたのかは分からないけれど、多分その日と気温や雰囲気が似ていたのだと思う。

当時感じていた夏が終わりかけている寂しを思い出し今の自分までしんみりしてしまった。

同時に当時感じていた思春期特有の漠然とした不安のようなものも思い出した。

将来何しているんだろうとか、仕事につけるだろうかとか、本当に漠然とした不安。

今となれば仕事につく事もきたし、結婚もしているし大丈夫だよと言えるけれど、当時の自分は今以上に自信がなく、臆病で怖がりだったなと思う。

そんな昔の心境を思い出しながら、人はそういう時間や悩みをすごしながら反省したり、自信を得たりして成長していくのだとも思った。

失敗や反省は変わるきっかけや跳躍するきっかけになる。

失敗はほろ苦く場合によっては野田売りまわるほど苦しいこともあるけれど、そこから何か得て行かせれば劇薬にもなる。

社会人になって数年それをよく実感する。

そんなことを思った涼しい夏の夜。