山登り

昨日地元の山に登山してきた。

友達と一緒に行ったのだけど自分含め皆山の険しさに息を上げてた。

地元の山は小学校の低学年の遠足などでも利用されるほど緩い登山が楽しめるスポットだから簡単に登れるだろうと思っていた。

当日の朝にこれまで皆が登ったことのない少し険しいコースを選んだらめちゃめちゃ険しくて登っていてかなり焦った。

小学校の遠足で利用されるルートはかなり緩やかな舗装されたスロープを登るようなイメージでとても簡単な登山コースだったけれど、一方昨日登った中級者向けのルートは急激に厳しい道だった。

木の根っこが絡み合ってできた地面を登って行ったり、岩が積み重なった道を歩いたりよじ登る道で、距離は2キロほどしかないにも関わらずとても厳しかった。

汗だくになりながら上へ上へと登り、最初は蝉の大合唱と森に茂る木々を楽しでいた。

途中から蝉たちはいなくなり、鳥の鳴き声を楽しみながら山を登っていった。

頂上付近は太い杉の木が乱立していて、幻想的な景色だった。

山頂に近づく頃には自分の体力が限界を迎えゆっくり風景を楽しむ余裕はなかったが、それでも十分に山を楽しめた。

十数年ぶりに山登りしてよかったなと思った。

山登りは辛いけれど、頂上に着いたあと、下山した後の達成感はなんだか満足感があっていいよね。

下山後にはホテルの日帰り温泉を利用してお風呂に入り、汗を流した。

汗がシャツから滴るくらい汗をかいていから、あんなに爽快感のあるお風呂も久しぶりだった。

中学生時代の夏の部活終わりを思い出した。

当時も汗だくだくで疲労感に包まれながらシャワーを浴びていて、それを思い出して懐かしくなっていた。

お風呂の後は喫茶店に行こうということになり、喫茶店探しにドライブに出かけた。

自分は助手席の乗せてもらっていただけれど、小さい頃に習い事でよく通っていた隣町を車で走っていて、また昔のことをもい出していた。

母親の希望で習い事をしていて、自分は全く楽しくも興味もなかったので毎週苦痛だったなとか、毎週隣町までの移動の往復の車の中で合計2時間ほど大声で暴言吐かれたり怒鳴られたりしていて、お腹痛かったなとか。

そういう嫌な記憶ももう昔のこと。

今は当時と比べると自分の生活もメンタルもよくなって良かったなと思う。